決算審議

加藤 あい

2009年10月09日 18:01

 一昨日の交通局審議では、「交通空白」地域、「ほぼ空白」地域についてとりあげました。
従来から、左京区の一乗寺・修学院・上高野地域からも「コミニティバスを走らせてほしい」という要望があります。向島(伏見区)・西賀茂(北区)等市内には他にも、市バスも民間のバスも走っていない地域があります。

走ってはいるけれどきわめて不便な地域も含め、市民のなかに年々コミニティバスを走らせてほしいという声は強まり・広がっています。高齢化の進展からすれば当然のことです。
 
 市都市計画局が中心になって、歩くまち京都総合交通戦略の中間まとめが出され「交通不便地域」について検討する先行プロジェクトがたちあがっています。しかし、民間バス事業者はプロジェクトに参加しているものの、京都市交通局はその枠組みに入っていません。
 「市バス事業は中量輸送としての役割の範囲で対応していく」との答弁でしたが、公営こそ市民の「交通権」を守るという立場で「交通空白」地域・「ほぼ空白」地域対策を視野に入れ、積極的に関わっていくべきではないでしょうか。
 
 今日は、上下水道局で水道施設の安全管理について、鉛管の取替事業について質問しました。

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