熱中症対策 児童虐待問題など

加藤 あい

2010年08月31日 13:35

 8月25日の教育福祉委員会では熱中症対策と児童虐待問題などを取り上げました。

 ○熱中症対策
 この間、共産党議員団に熱中症による死亡事例が数件寄せられています。
 しかし、本市では熱中症による救急搬送直後の死亡は”0”。

 私は東京都が7月17日以降の熱中症死亡者を96人と発表していることも示し、熱中症が本市でどういう様相になっているのかを明らかにすべきと死亡の状況を府とも連絡をとり報告するよう求めました。

 具体的な対策としては「過去10年で見ても深刻」と当局も認める通り通常の対応ではなく特別の対策を体制もつくって行うべきこと、生活保護世帯の方や生活困窮者の方にクーラーの電気代の補助など踏み込んだ支援を行うよう要望しました。

 ○児童虐待問題
 京都市では2年前の秋に乳児遺体遺棄事件が起きたのを受け検証と改善が行われています。私は、大阪市西区の事件も受けその進捗と新しい課題について質しました。
 
 質疑ではスムーズな法的介入に向けた整備が行われ実際に1件の実行があったこと、大阪のように名前が特定できていないケースが本市でも29件・3%あることがわかりました。
 
 国での検討も行われており、仕組みとして子どもの命を守れるようにしていかなければなりません。

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