議第260号、党議員団更なる修正案
議第260号(京都市児童福祉法に基づく事業及び施設の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部改正に)対する党議員団修正案について、10月15日〆切で日本共産党議員団の修正案に対する意見募集をさせていただきました。
市民のみなさんから切実・多岐にわたるご意見をおよせいただき、ありがとうございました。
みなさんのご意見を受けておこなった更なる修正点は以下の通りです。
○学童保育(放課後児童健全育成事業)さらなる改善へ
「保育園児の最低基準が1.98平方メートルなのに、体の大きい小学生がそれ以下の面積基準は理解しがたい」「小学校でも雨の日は喧嘩や衝突が起こりやすいと言われています。ある程度部屋遊びで体を動かし発散させる面積が必要」「放課後ほっと広場などで水道も湯沸しも洗濯機もないところもあり、職員体制も嘱託とアルバイトでよく事故が起こらないものだ」等々、学童保育が児童に健全な遊び及び生活の場を与え、その健康を増進し情操を豊かにする施設として役割を果たすためには、抜本的な向上が必要であることが浮き彫りになりました。
党議員団は一児童あたり1.65㎡という基準を1.98㎡に引き上げの当初提案に加えて、静養室や台所を備えることを規定しました。また、職員の処遇向上に努めることを盛りこみました。
○小規模保育―昼間里親さんの保育士配置がより進む方向へ
小規模保育B型については、市長原案で保育士は2分の1と提案されたことに対し、すべて保育士の配置とすることを党議員団は提案させていただきました。これまでから京都市の保育を支えてこられた昼間里親さんが保育士100%を可能とすることと、小規模保育A型とB型の違いを設けるために小規模保育B型の保育士配置に5年間の経過措置を設けることを加えました。
9月市会最終日に向け、党議員団修正案の成立に向けて全力をあげています。
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