今朝、倉林明子京都選挙区予定候補と出町柳駅にたちました。
今朝の倉林明子参議院京都選挙区予定候補
今朝の倉林明子参議院京都選挙区予定候補
 国会がはじまっていますが、昨日、前原衆議院議員が予算委員会で従軍「慰安婦」問題を取り上げていました。
 その主旨は、安倍首相は従軍「慰安婦」について当時の日本政府が強制したことを示す文書がないことを理由に「慰安婦」という痛ましい事実までなかったと主張してきましたが、そうした過去の首相の言葉を引いて「総理が政治信念としてやってきた問題」だとし、「河野談話」踏襲という歴代政権を覆す元々の首相の立場で談話を出すことを求めるものでした。

 この問題は、既に本会議代表質問で日本共産党の志位委員長が取り上げています。
もともと、河野談話は強制性を立証する文書を見つけることはできなかったことを前提に、「慰安婦」とされた人たちの証言の真実性に基づいて判断をし、本人の意思に反して集められたと認めています。ですから、文章がないから強制はなかったというのは成り立たないと追及しました。

 これに対し、安倍首相は「慰安婦問題についても、筆舌に尽くしがたいつらい思いをされた方々のことを思い、非常に心が痛みます」と答弁。「慰安婦」への思いは「歴代の総理大臣と変わらない」と述べ、河野談話見直しを封印した形になりました。

 なぜ、これをまた蒸し返すのか・・その真意はどこにあるのでしょうか。
○1月29日、旧日本軍の慰安婦問題を記憶にとどめるとする決議がアメリカのニューヨーク州議会で全会一致で採択されました。○ニューヨークタイムスが日本の歴史を否定する新たな試みとして総理の河野談話見直しを批判しました。国際社会から見れば、安倍首相の元々の主張は受け入れられるものではないことは、はっきりしています。