保育についての懇談会

加藤 あい

2011年12月17日 00:03

 今日は左京区選出市会議員と左京区園長会・保育士会との懇談会へ参加させていただきました。

 園長先生や保育士の先生方からのお話はとても切実でした。
「待機児解消で定員を18人も超えて受け入れている。三か月の子から1歳の誕生日を迎える子まで0歳児11人を3対1ではとてもやれない」「職員配置基準の年齢基準だけでは到底子どもの安全は確保できない」「給食調理員もアレルギー対応が増えている園児の1割ぐらい」「気になる子も1割から3割いる」等など様々実態をお聞かせいただきました。

 来年度当初に待機児童ゼロが門川市長の公約ですが、数合わせになっていないかどうか・・・とますます不安に思いました。

 園長先生から「総体的にみることが大事」「契約制度の導入があるが、子どもの世界は福祉であるべきだと思っている」などの発言がありました。
 
 子どもたちは生きていて、その人権を守り育てられる権利を持っていることを考えた時、現場は人間的なものだし、費用対効果・数的なものでは計り知れないものがあると改めて思いました。そうしたものを公的に担保し支えていくことが大事であり、私たちは議会の立場からそのことを求めていかなくてはなりません。




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