高齢者インフルエンザの予防接種の改善を求める申し入れ

加藤 あい

2014年08月09日 18:08

昨日、党市会議員団として以下の市長に対し申し入れを行いました。
昨年、手続きなどが変更され、高齢者の方や医療機関等の職員の方などから苦情が多数寄せられました。接種率をさらに向上させるためにも、工夫や改善を図ることが必要です。

【申し入れ】
京都市長 門川大作 様
高齢者インフルエンザ予防接種の改善を求める
2014年8月8日 日本共産党市会議員団 団長 山中渡

 昨年度から65才以上の高齢者インフルエンザ予防接種の自己負担が1500円から2000円に値上げされ、4570万円もの高齢者自己負担増となりました。
 所得金額が125万円以下の方は負担軽減の対象となりますが、手続きについては、各区保健センターでの事前申請が必要となり、「保健センターまで出かけていくこと自体が大変」との高齢者の声がよせられています。デイサービスや病院の職員、ケアマネージャーの方などが代理申請をやらざるを得ない状況で大きな負担となっています。
 当該施策はインフルエンザの流行を防ぎ、リスクの高い高齢者の命を守るためのものであり、本来は無料で実施すべきものです。
2013年度の実績は17万4030人と接種率は半分に達していません。より多くの方に予防接種を受けていただくためにも、煩雑な手続きの見直しと自己負担の引き下げが必要です。
 よって、次の点を求めます。


一、 昨年度から2000円に値上げされた所得金額125万円超の対象者について接種料金を1500円にもどすこと。

二、 煩雑化した手続きについては簡略化のための措置をとること。







関連記事