どうなるどうする保育園

加藤 あい

2008年12月15日 15:36

 しばらく、更新に手がつけられていませんでした。お許しください。この間の動きをまとめてアップします。

○11月17日(月) どうなるどうする保育園
 毎年、左京区の保育園職員や保護者等でつくる実行委員会が呼びかけて開いている「どうなる、どうする保育園」が開催され、105人が参加しました。
 今年は、政府が直接契約制の導入や最低基準の見直し等、現行の保育制度を改悪しようとしていることから「制度の改悪で保育所はどうなるのか」を中山徹さん(奈良女子大学助教授)を招いて学びました。





 その後、地方分権改革推進委員会が第二次勧告を出し、児童福祉法第二四条第一項の「保育に欠ける」児童に対する市町村の保育の実施義務も、廃止の対象としています。
※詳しくは、「しんぶん赤旗」をご覧ください。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-12-09/2008120902_04_0.html

今、京都市では民間保育園の運営を支えるため独自の補助金がだされています(プール制)。しかし、市町村が保育を実施する義務そのものもなくなる等ということになれば、その補助金の根拠そのものもなくなってしまいます。
 いずれにしろ、保育分野はこれまでにない危機にさらされているのではないでしょうか。子どもたちのために、更に、がんばって運動を広げていかなければなりません。

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