昨日の夜は医療と国保をよくする京都府・市民の会の報告学習会に参加しました。

　「この5月にも京都で資格証明書を交付された40代男性が病状を非常に悪化させて受診」「府会議員団が行なったハローワーク前での聞き取り調査では3時間の取組、76人の回答で、12人もの方が無保険」等々切実な実態が出されました。

　統計調査はありませんが、無保険や無保険状態の広がりは想像している以上に広がっていると感じます。

　おもい保険料、窓口負担で国民皆保険が崩壊してきています。
　福知山市では滞納者世帯2130世帯中6割が所得100万円未満、200万円未満が8割を占めます。（京都市には統計がありません）低所得であるがゆえ保険料が払いたくても払えないのです。

　京都市は負担能力をこえる保険料をかしているのではないか、、、という目線で住民を見るのではなく、徴収率向上対策本部でどうやって保険料をおさえるか（とるか）という研修をおこない、職員を取り立て屋へと追い立てています。
　住民の福祉の増進を図るという本来目的の目線で住民と対応することができるようにするのが市長の仕事ではないでしょうか。