2010年08月19日

児童虐待

 この夏大阪市での児童虐待事件について多くの方から思いを聞きました。
 「どうしてあんなことができるんやろうなあ」「考えられない」「どんなにつらかったやろうか」「何とか防げなかったのか」「何が問題なのか」・・・。
 私は率直に言っていろんな方から意見を聞けば聞くほど重苦しい、胸がしめつけられるような思いになりました。

 しかし、そう言ってばかりはおれません。同じことをくりかえさないために、虐待を根絶するためにはどうすればよいのかしっかりと検証しなければなりません。
 昨日、国会(衆院青少年問題特別委員会)で宮本岳志衆院議員がこの事件を取り上げました。
 
 今回の事件は
 ・通告を受けて立ち入り調査をすれば子どもの命が守れた事例でなすべきことがなされなかった。
 ・子どもの安全を確認するための張り込みや聞き込みなど対応が不十分だった。
 それすべてを児童相談所や職員の責任にすることはできないと宮本氏。
 
 背景に
 体制不備が指摘されてきたにもかかわらず、児童福祉司の増員と新たな児童相談所開設がすすんでいないことがある。
 
 宮本議員は児童福祉司の抜本的増員と専門性確保のための手だてをただちに取ることを要求。
 厚労省の山井政務官は「児童福祉市の担当件数は20~30が理想といわれている。実現のためには4倍の職員が必要だ。厚労省として努力していく」と答えました。

 すべての子どもたちの生きる権利が社会において守られる世の中にしなければなりません。


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