2011年10月06日

議会報告会

 10月1日は議会報告会を行いました。
 私は防災対策総点検委員会の中間報告を紹介し、脱原発・安全神話と決別した安全対策を求める国民・市民の世論とかけ離れた市長の姿勢を告発しました。
議会報告会

また、光永府議が府政の報告を行い、京都民報記者の真下さんが原発取材から見えてきたものと題して講演を行いました。

 真下記者の話のトピックはなんといっても10月2日付京都民報一面の元経産省総合エネルギー調査会安全・保安部会小委員会責任者(主任)の纐纈(こうけつ)一起さん東京大学地震研究所教授のインタビュー。
 原発の安全性を審査する委員をしていた方。7月末に委員をお辞めになりました。
 「今回の地震で安全性を審査する根拠となる地震についての科学がかなりあやしいものであることが明らかになりました。責任を持って審査することが出来ないと考え、委員を退きました」と紙面で語っておられます。

 若狭湾原発から60キロ圏にある京都市防災対策総点検委員会の中間報告で「福島事故のような複合災害リスクはかなり少ない」としていることについても・・・
 
 「たかだか60キロですよ。福島第一原発に対する福島市と同じくらいでしょう。福島市は今回の事故でかなり高い放射能汚染にさらされています。風向きによっては最低でも同程度のことが起こると考えないとまずいんじゃないでしょうか。それ以前に若狭湾原発群のリスクが少ないという理屈が理解できません」と話しておられます。

 市長にはこの指摘が届いているでしょうか?
議会報告会

真下記者が持参された活断層がのっている地図の一部(ちょっと見えませんね・・)



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