8月4日、5日は京都のおかあちゃんと子ども20人ほどで福井県美浜・敦賀へ。
　原発立地自治体のおかあちゃんや子どもたちと交流し、原発のことを勉強する有志の企画です。
　原発集中立地地域の方とつながって原発を一緒になくしたい・・というAさんとの話を出発点に、福井のおかあちゃんたちと相談して具体化しました。
　当日は閉めておられた敦賀のペンションをあけていただくように現地のTさんがかけ合ってくださって、使わせていただくことができました。京都・福井を合わせて親子総勢40人ほどの合宿。新婦人の会のみなさんなど現地のみなさんがさまざまお手伝いくださいました。心から、感謝です。



○夜は子どもたちのお楽しみ企画＆夜の交流会
　バーベキューの後は花火。「あ！」という間に360本の花火がなくなりました。子どもたちもご満悦でした。子どもたちをお風呂に入れて、寝かしつけて・・・。うとうと・・私が交流会に合流できたのは11時を回ったころでした。
　山本敦賀市議が原発の"ほんと"の話をしていただきました。大変よくわかるお話でした。
　越前市のおかあちゃんが零南に住む人たちの声を紹介してくださいました。
大飯原発再稼動問題での抗議行動で「自分たちのために声を上げてくれている」という当初の地元の受け止めが「自分たちが攻撃されている」と変わっていったこと。立地自治体以外では立地自治体は得をしているという描き方、立地自治体ではまたデモだと思わせるような誘導・・メディアのあり方が大きく影を落としているように思いました。原発ゼロを決断できない政権、関西電力に責任があるのに住民が対立させられていることに矛盾を感じます。
　私は、こういう声を聞いてつながって分断されずに運動をしていきたいと思っていたんだ・・と自覚しました。同じ福井でも原発が立地している零南とそうではない苓北の温度差がある・・とのお話も出ました。オール福井・オール関西で原発をなくす運動に取り組みたいと思います。
　夜中の2時まで・・時間を忘れて交流しました。

　次の日は海で泳いで、帰路へ。大人も子どももくたくたでしたが「誘ってくれてありがとう」「毎週金曜日の関西電力前のスタンディングアピール参加してみます」・・などなどそれぞれの思いを胸にお別れしました。重ねて現地のみなさんに感謝。引き続きつながって運動していきたいと思います。