2013年12月13日

11月定例市会を終えて

 一昨日、11月定例市会が終わりました。
 共産党議員団がとった態度全体については「終えて声明」をご覧ください。→http://cpgkyoto.jp/kenkaiseimei/2013/12/11-2.html

 今議会は、会派を代表しての本会議質問に立ちました。 
 とりあげたのは、熱い焦点になっていた①「特定秘密保護法」についてをはじめ、②国政課題・特に社会保障改悪について、③敬老乗車証の改悪、④即時原発ゼロと再生可能エネルギーについて、⑤高野大型パチンコ店建設についてです。全文はこちらをご覧ください→http://cpgkyoto.jp/shikaihoukoku/2013/12/post-128.html

①特定秘密保護法については市長は答弁に立ちませんでした。これだけの重大問題に市長が直接答えないというのは、大変情けない思いがしました。

②社会保障改悪については、自民党政権が表向きに言ってきた「消費税増税は社会保障のためという」看板も投げ捨てて、社会保障も改悪、消費税も増税と突き進む中、まったく無批判、むしろ国と同じスタンスにいるというのが明らかになりました。
 今回の代表質問に先立って、生活保護を受けておられる左京区民の方に生活の実情や切実な思いもおうかがいしました。引き続き、とりくんでいきたいと思います。

③敬老乗車証改悪は反対運動や議会論戦で慎重姿勢への変化がありました。京都市の京プラン・福祉リストラの象徴であり、これを跳ね返すところまで頑張りたいと思います。

④の再生可能エネルギーについては、小水力など再生可能エネルギーは一定の前向き答弁がありました。今年度新たに、再生可能エネルギー等導入推進の民間施設補助事業がはじまりました。避難所等に指定された福祉施設などを対象に太陽光・小水力など再エネ施設と蓄電池などに経費の3分の1(上限1000万円)を補助するものです。大いに再生可能エネルギーの導入がすすむよう、引き続き求めたいと思います。
 地域で関心を持っておられる方や滋賀県庁にも出かけて、色々と勉強させていただきました。ますます、この分野での取り組みを推進するべく頑張ります。

⑤大型パチンコ店問題については、これまでの住民の思いに答える『決意』から、『英知を結集し、市役所一丸のとりくみ』が市長によって表明されました。正念場です。

 最終本会議では、「特定秘密保護法の撤廃を求める」決議の提案説明を行いました。http://cpgkyoto.jp/shikaihoukoku/2013/12/post-132.html
どう考えても「法改正等も含めた制度整備をするよう強く求める」(民主党提案の意見書案)などという話ではなく、撤廃が必要です。



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