昨日付で「京都市会議員の定数・報酬問題について」団長談話を発表しました。
http://cpgkyoto.jp/kenkaiseimei/2014/03/post-47.html
 
 「京都市会議員の定数をどうするのか」は議会制度と民主主義の根幹をなす問題ですので、主権者である市民のみなさんに開かれた場で十分に論議するのは当然のことです。短期間に住民無視ですすめることは許されません。
 国においても集団的自衛権の行使、特定秘密保護法など多様な民意を切り捨て、民主主義を形骸化させる動きが強まっています。京都市議会でもそうした流れをすすめてよいのでしょうか。
 
 求められている一票の格差の是正は議員を増やすことで図っていくというのが、私たちの考えです。
 現在、京都市会議員の一人あたりの人口は2万1363人です(最も多い西京区は2万5000人を超えます)。この元で議員定数を削減すればますます議員一人あたりの人口を増やし、住民とのパイプを細めてしまうことになります。
 総数3増で1.35倍まで格差を改善することができます。

 悪政の元で市民の暮らしが厳しい折、その苦しさを少しでも軽減するために議員が何ができるのかもまた、問われていることだと思います。だからこそ、私たちは議員報酬の3割削減の実現に全力をあげます。
 議員報酬の3割削減で生み出される財源は3億2460万円。議員一人あたりの経費は2690万円ですから定数4人削減=8064万円をはるかに超える財源をうみ出すことができます。それで、市民の暮らし応援と定数増による格差是正を図ることこそ必要です。


 


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