放課後まなび教室を来年度から全学年に拡大していく・・5月議会で市長の表明がありました。
 同じく教育福祉委員会で、私は、そのことに関わって学童・児童館、まなび教室それぞれ独自の機能があり、「融合」「連携」によってそれがうすまることは、あってはならないと質問しました。
 すべての子どもたちが放課後健全育成は、もちろん必要です。でも、それが昼間留守家庭の家庭に変わる生活の場学童の代わりにということなら、それは問題です。
 今、学童・児童館では、子どもの人権尊重し、遊びを通しての自主性・社会性・創造性を培うなど専門の先生だからこそできることを行っています。
 学童保育の整備についてもまだまだ行わなければなりません。まだ、三割の学区に学童がありません。「すし詰め」状態の大規模学童もあります。
 理事者は「(学童事業を)全児童対策に置き換えることはない」「それぞれの機能を果たしつつ連携する」「連携によって本来業務がおろそかになってはならない」と答弁しました。
 
◆放課後まなび教室
全児童対策。学校ごとに設置された自主的にまなぶ場。主ににボランティアに担われている。
◆学童保育
児童福祉法・社会福祉法で位置づけられている。働く親を持つ子どもの放課後、長期休業中の生活の保障の場。そのことを通して働く家庭の生活と権利を保障するのが目的。専門職・指導員体制。児童館と一体になっている一元化児 童館・単独学童など整備の形は様々。  


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