昨日は教育福祉委員会が開かれました。
 私は、学校の耐震化について取り上げました。
 
そこで明らかになった京都市の状況は・・・  
 ①京都市立小中学校の校舎・体育館    
 「耐震性がない建物」=259棟(/1424棟)
   ○「震度6程度の地震で倒壊または崩壊する危険性が高い」
    (耐震指数0.3未満)・・・65
   ○「地震の震動および衝撃に対して倒壊し、または崩壊する危険性
    がある」(0.6未満)・・・194
 ②他 「耐震性がない建物」   
   ○市立高校=56棟(/83棟)
   ○特別支援学校=2
   ○幼稚園=10


私は以下のことを求めました。 
①計画前倒しも含め早急な耐震化を行う。
 これまでから京都市は2010年までに耐震化完了を目標にしてきました。
 「倒壊の危険性が高い」ものの耐震化今年度完了予定分入れても40棟弱は来年4月以降も残るということになります。
 
 法改正で国の補助率が引き上げられるという新たな状況のもとで、改めて計画の前倒しも含めて検討することを求めました。
 当局は、思いとしてはそう思っている・なるべく前倒し・・と速やかな取り組みを行うことを表明しました。

②耐震化の状況を学校名も含めて公開する。
 学校は多くが災害時の「広域避難場所」にされています。「倒壊の危険性が高い」65棟がある学校のうち何ヶ所が広域避難場所になっているかと聞けば、学校は大半がそうであるとのことでした。
 
 市民が避難した先で危険な状況になることを避けるためにも情報を公開する必要があります。市教委は法改正ふまえた「国のガイドラインを待って検討する」との答弁でした。

 今日の京都新聞でもとりあげられていました。学校の安全確保は一刻も早く行わなければなりません。
 

  


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