2008年12月17日

画期的な決議

 今日(あっ、もう昨日でしたね)は、11月定例市議会の閉会本会議が行われ、画期的な決議と意見書が全会派一致で採択されました。

「プール制堅持・保育水準拡充求める決議」と「保育制度維持を求める意見書」です。

○「プール制堅持・保育水準拡充求める決議」では、 
 「プール制を堅持し、京都の保育水準の維持拡充に努めることを強く求める」としています。
市長が民間保育園への京都市独自の補助=プール制への支援の見直しを打ち出したもとでの決議であり、大変重要な意味 を持ちます。

○「保育制度維持を求める意見書」では、 
 政府の保育制度改悪について「保育制度に市場原理が導入され、保育業界に過度の競争を引き起こし」「子どもの最善の利益を失うことが懸念される」として、「保育の質」をしっかり守った保育制度を維持するよう強く要望する」として、直接契約制度は導入しないこと、保育所最低基準の見直しは行なわないことを求めています。

 京都市議会すべての市会議員がこの内容を議会の意志として確認したのです。世論の力がしっかり働いていることを感じました。子どもたちのために更にみなさんとがんばりたいと思います。


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