2009年02月24日

釈迦内柩唄

 2月14日(土)は、本願寺で行なわれた釈迦内柩唄の公演を見に行きました。
釈迦内柩唄
 舞台は、戦前、中国や朝鮮の方を強制労働させた花岡鉱山の近郊の村、釈迦内。主役はその釈迦内の火葬場の娘・ふじこ(有馬理恵さん)。一人ひとりの命に優劣はないという強烈なメッセージを感じました。
 中学1年生のとき、担任の先生がお父さんをなくされて「死ぬときはみんな平等だと思った」と私たち生徒に話されたのを思い出しました。
 
 実際に本土から強制的に連行された中国や朝鮮の人々は、まともな食事も与えられず、暴行も横行する中でぼろ布のように命を奪われていきました。しかし、本戯曲では、花岡から逃れてきた朝鮮の青年との心の通い合いをえがき、更には憲兵に殺されたその青年を焼けといわれて葛藤する父、火葬する母と場面は続きます。一人ひとりの命の尊いものだということが描かれているのでしょうか・・。
 水上勉さんが書かれた戯曲との思いをどれほど感じることができたか。考えさせられる公演でした。
釈迦内柩唄
全国で行なわれている公演をきっかけに絶版されていたものが再出版されました。


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