３月２（月）の建設局における予算審議では公園の再整備についてとりあげました。
　身近なところに魅力的な公園がほしいという要望は強いものがあります。しかし、京都市には850ヶ所の公園があり、その内設置後40年以上経過している公園が１５０ヶ所も。しかも、毎年、再整備の予算は年3箇所・・これでは、到底追いつきません。市当局も年間3ヶ所では厳しい、最大限の努力をしたいと答えました。

以下、摘録です。正式な議事録は時間がかかります。

加藤）公園についての要望は多い。部分的な改修の対応で済む話と全面リニューアル＝再整備でないと要望にこたえられないものがある。再整備の基本的な方針は何か。
→市当局）開園後４０年以上経過、老朽化が激しい公園を対象に地元の要望を踏まえて検討している。再整備の効果も重要。地域住民の必要性も重大な要素。
加藤）対象は一体いくつあるのか。全市で年３箇所再整備の予算では追いつかない。
→市当局）１５０箇所が４０年以上経過。年間３箇所では厳しい。
加藤）整備が必要で「強い地元要望」があるところは全市にどれだけあるのか。
→市当局）現在スクリーニングして優先順位を決めている。数は出せていない。
加藤）具体的な要望があり、署名も集められたところもある。しかし、実現したのは「全面リニューアル・再整備」ではなく「改修」だった。せっかく地元要望が出され良い公園を作ろうと近隣住民の機運が高まっても、予算の順番待ちですぐこたえられない。世帯の年齢構成もニーズも変化した遠い未来に順番が回ってくる。とても残念に思う。どうか。
→市当局）維持管理は一般財源だけ、補助事業は条件厳しい。修繕などで工夫が必要。
加藤）場所によれば学区に公園が無いところもある。身近なところに公園設置は強い要望がある。公園整備予算の大幅な増額を求めるがどうか。決意を求める。
→市当局）微力ながらがんばりたい。限られた予算、システムの中で最大限の努力をする。