教育福祉員会他都市視察

加藤 あい

2012年08月11日 17:07

 8月6日~8日は教育福祉員会の他都市調査を福岡市、広島市で行いました。
福岡市スクールソーシャルワーカーの取り組みについて説明いただいている写真。

 広島市では少人数学級の取り組みと福岡市同様スクールソーシャルワーカーについても調査。
 広島市は小学校1年生から中学校1年生までで35人以下学級を導入。京都市は小学校1・2年生と中学校3年生ですから、小学校の取り組みは広島市の方がすすんでいます。
 ※35人以下学級達成率
  小学校→広島市99.3% 京都市94.6%
  中学校→広島市64.4% 京都市81%

 少人数学級の影響や効果については検証委員会で今年度末をめどにまとめを出されるとこのことで、注目したいと思います。

 スクールソーシャルワーカーは教育委員会事務局にデスクをおくワーカーが5人配置されているとのことでした。ひきこもりの子どもの半数にスクールソーシャルワーカーが直接かかわって、すべてについて状態が改善した等ご紹介をいただきました。子どもの利益を中心に据え、家族が抱えている問題を関係機関につないで解決されている状況が大変よくわかりました。

関連記事