ホームレス支援窓口・中央保護所視察
1月27日(火)には、党議員団で下京福祉事務所と中央保護所を視察しました。
下京福祉事務所は全市で唯一ホームレスの方への支援を行なう窓口が設けられています。
○年末年始の対策の状況は・・
・パン・牛乳各一個を平日毎日支給(祝日前は2日分)
通常80名位→年末から100人超えている。12月26日には初めてパンを受け取りに来た人が55人。
・「派遣切り」下京区で相談を受けた分は17人。
草津・滋賀・三重など他県からの方。市営住宅は市内で働いていたか住んでいたかという要件があり適用できない。
・生活保護申請
12月前年比で下京での申請83%増、1月24日現在比35%増、ホームレス50%増
・・・・ホームレスの裾野の拡がり、派遣村での経験で申請が増えているとのことでした。
○生活保護相談申請も・・
12月は市内で20数%増、1月24日ホームレス50%増
○中央保護所
(※生活保護法に基づく更生施設で身体上精神上の理由により養護及び生活指導を必要とする方を受け入れ、生活扶助を行なうことを目的とする施設。現状では一時宿泊・休養施設となっている)
・1月27日現在で62定員中入所は55人
・現行では入所のめどを1週間としているが、自立支援センターの入所まち、老人ホームの待機、居宅を探しているなどで継続が増えている。
・2~30代の入所:去年は5人以内だったが、今年は14~15人に。ネットカフェ暮らしの若い人もいる。
・・・・もともと定員30人で建てた施設をそのまま定員だけ増やした施設でなかなかたいへんとのことでした。
100年に一度の雇用・生活危機の元で今ある施設や施策の充実はもちろん、これまでにない施策やとりくみも求められていると痛切に感じました。
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