2011年05月17日

第1回京都市防災会議

 5月13日、11年度第一回の京都市防災会議が開かれました。
 京都市の防災対策の総点検を行い、防災計画を見直すものです。
 
○総点検の枠組みは・・
・専門委員会―専門的な各分野の知見を要する被害想定の点検、原発事故の影響について検討
・防災対策総点検委員会―防災対策の総点検の方向性を定め、検討部会での検討結果を取りまとめ、対応策も含めて防災会議に報告する。
・被災者支援第一検討部会―避難所運営に伴う諸問題、児童生徒及び要援護者のプライバシーと緊急時の支援対策、地域に根ざした防災訓練のあり方等について点検し、検討する。
・被災者支援第二検討部会―災害情報の伝達、災害物資の調達及び輸送方法、燃料の確保、災害廃棄物処理、オープンスペースの調達について検討する。
・都市基盤検討部会―建築物、上下水道施設、橋梁等の耐震化、都市の不燃化等ハード対策の状況を点検する。耐震化及び不撚化の道筋を示すと共に整備が完了するまでの間の代替対策を検討する。

○スケジュールは・・
①第1回総点検委員会で点検方針等を確認、各部会を月1~2回程度開催し第二回総点検委員会で中間報告を取りまとめ。
②8月下旬ごろに第二回防災会議で中間報告をし優先実施事項はただちに実行。更に、各部会月に1~2回開催、第3回総点検委員会で最終報告取りまとめを行う。
③12月上旬ごろの第3回防災会議で最終報告、12年度の以降の事業にむけ予算化。
 
以上、当日配布の当局資料より。
 
 今日京都府が緊急時計画区域を福井原発から20キロ圏へ広げるのにあたって府内七箇所の放射線の線量計を17箇所に増設すると報じられました。

 増設はもちろん重要ですが、国が10キロ→20キロ→出来れば30キロ、その圏外でも高濃度と後手後手の対応をしたことを見れば、国の対応範囲にとどまっていては不十分だということははっきりしてると思います。そこをどうするか。よう素剤にしても市内にストックはないとのことですがそれでよいのかどうか。住民の命を守る立場から、国策を変える視野で物事を発想していかないとダメだと思います。

 5月14日にも震災支援活動の報告会が開かれました。私も参加し発言しました。
第1回京都市防災会議




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